「履くだけで、健康になる、
おしゃれな靴にも装着できる
インソールを作りたい」。

形状記憶・超薄型・最上級インソール(中敷き)「FootFree」は、私のこの思いから生まれました。
 私が体のことを一から勉強したのは、39歳を過ぎてからでした。転職し、オーダーメイドインソールを製造・販売する会社に入ったことがきっかけです。マーケティングをしながら全国をまわり、膝や腰が痛い、外反母趾で歩くのが辛いといった症状を訴えるかたが多いことに驚きました。病院に行っても痛みは緩和されず、原因は加齢のせいで筋肉をつけるしかないと医師から言われる。そんなかたたちが、辿りつくのがオーダーメイドインソールでした。インソールによって痛みが軽減する。そんな人をたくさん見てきました。
 オーダーメイドインソールを買う人は、60代後半から80代の方が多かったです。そんな方たちと話しをしているうちに、「膝や腰が痛くなるのは、殆どが加齢による筋肉の衰えが原因だから、何もわざわざ痛くなるのを待つ必要はない」「もう少し早い世代からインソールを履けばもっと元気な人が増える」と思いまじめました。
 しかし、当時のオーダーメイドインソールは、硬くて厚みがあり、とても若い世代の人たちがお洒落な靴に気軽に装着できるものではありませんでした。そこで、お洒落な靴にも装着できるインソールを作りたいという思いが強くなり、会社を辞めて開発を始めました。
 私たちの体は筋肉が守ってくれています。足裏の土踏まずの3本のアーチを支えているのは筋肉です。足裏の筋肉が衰えてくるとアーチが崩れ体を支えることが難しくなります。筋肉を復活させるためには、運動しかなく、インソールに弾力があれば、左右均等に土踏まずの筋肉が動くことによって、硬くなった筋肉がほぐされ柔らかくなり、やがて時間をかけ筋肉もついてきます。
 また、骨盤を支える筋肉が衰えはじめると、骨盤が歪み、関節に負担がかかり腰や膝に痛みが生じます。解決するには、バランスよく筋肉を作るしかありません。インソールの弾力で足裏の圧力が均等に分散され、体軸がしっかり取れれば、バランスよく筋肉を使うことができ、骨盤が正しい位置に立ち上がってきます。
 ある日突然、体が固まったように動かなくなったりと、30代に入ってから、長年原因不明の体調不良に悩まれていた私は、自分でも体感してみました。インソールを履いた瞬間、驚きました。体の正中線が真っ直ぐ通り、血流が一気に流れ出したのです。その日は何度かトイレで吐きました。頭痛もありました。翌日には、自分が斜めになっているのではという感覚がしましたが、新しい感覚の方が正しい位置だと鏡を見てわかり、慣れていきました。
 半年くらいした頃でしょうか、様々な変化が体に現れてきました。汗をかけなかったのが、汗をかくようになった。高いところのものを取ろうとしたとき、前より手が伸びるようになった。綺麗な姿勢でずっと立っていられるようになった。インソールを履いて歩く以外は運動もしていないのにインナーマッスルがついてきて、体がシャープになった。朝、すっきり起きれるようになった。疲れにくくなった。そんな効果を実感しました。
 この先の20年、30年を一人でも多くの人におしゃれでかっこいい姿で健康に過ごしてほしい、それが形状記憶・超薄型・最上級インソール「Foot Free」を開発した私の願いです。

竹田 抄百合

三調株式会社 代表取締役 社長


1992年大学卒業後、航空会社のグランドアテンダントとして働く。その後、英会話講師、営業アシスタント、バイヤー、インターネット販売の企画職などを経て、2007年に、健康業界に転職。オーダーメイドインソールの営業及び販売を通して、体の不調を感じる数万人の声を直接聞く。その後、独自のインソール「形状記憶・超薄型・最上級インソールFoot Free」の開発をスタート。2013年、健康と美容に関する商品の企画、卸、販売を行うH&M’s 創業。2018年3月 三調株式会社設立。